8月8日午前、上海電気グループの呉磊董事長一行は、ハイリマレリのタイ拠点を訪問し、調査研究を実施した。

    ハイリマレリの上半期の経営報告、Highlyの海外戦略配置と東南アジアにおける事業推進報告を聞いた後、呉磊氏は、タイは東南アジア最大の自動車生産国であり、潜在力の高い販売市場でもあると同時に、現在は伝統的な生産からエネルギー効率重視の現代自動車産業へのアップグレードを加速している段階にあると評価した。上海電気傘下にある早い段階から率先して国際化を図る産業グループとして、Highlyは国際市場の開拓を引き続き拡大し、地域の優位性とモデルチェンジのチャンスをつかみ、グローバル生産配置を推進し、上海電気の「対外進出」を力強くサポートし、グループ全体のグローバル戦略で「一丸となった」発展を推し進める必要がある。

    呉磊氏より、ハイリ電気はハイリマレリタイ工場の新しい生産ラインで、製造資源とサプライチェーンの最適化・統合を実現し、発展シナジーの巨大なポテンシャルを浮き彫りにすることは、東南アジア地域における相乗効果をめぐる積極的かつ望ましい試みであり、グループ内でさらに推進される価値があるモデルとして評価された。さらに、自動化生産ラインのトランスフォーメーションとアップグレードを引き続き推進し、リーン経営を深化させ、資源を活性化させ、フレキシブルで大規模なインテリジェント生産方式の競争優位性を十分に発揮させるべきである。

    呉磊氏はまた、ハイリマレリへのより高い期待を寄せている。すなわち、日系顧客に対して良質なサービスを提供したうえで、中国、欧州、米国の市場と顧客を積極的に開拓し、業界の動向と市場の需要に対応し、自動車業界の開発期間が短縮される変化に適応し、技術的な対応スピード、販売事業の対応・フォローアップスピードを重要視・改善し、新たな成長点を模索し続け、2025年に経営業績での実質的な転換と突破を達成できるよう努力すべきである。

    訪問中、呉磊氏一行はハイリマレリタイの生産拠点を見学・考察し、企業の生産運営、市場拡大について深く理解し、人件費、人員構成、製品の国内外販売比率、在庫回転率といったデータ指標について後続の改善要求を提示し、ハイリマレリのタイ、マレーシア、インドネシアの3プラントの従業員に心からの関心と見舞いの意を表した。

    上海電気の肖衛華副総裁及び本部の関連機能部署の担当者、ハイリグループの繆駿総経理、ハイリマレリの陸海峰CEO、崔栄生副総経理が訪問に同行した。